2014-06-10 第186回国会 参議院 国土交通委員会 第20号
先生御指摘のとおり、平成九年に発生いたしましたナホトカ号油流出事故におきましては、当時、唯一の大型しゅんせつ兼油回収船でございました名古屋港配備の清龍丸が出動いたしまして、流出油の回収に当たったところでございますけれども、太平洋側から日本海側の現場へ到着するまで若干時間を要したということもございました。
先生御指摘のとおり、平成九年に発生いたしましたナホトカ号油流出事故におきましては、当時、唯一の大型しゅんせつ兼油回収船でございました名古屋港配備の清龍丸が出動いたしまして、流出油の回収に当たったところでございますけれども、太平洋側から日本海側の現場へ到着するまで若干時間を要したということもございました。
○武部国務大臣 従来から環境省と密接に連携をとりながらその対策に努めてきたところでございますが、具体的には、ナホトカ号油流出事故の際の浅海域への環境影響調査、有明ノリ問題における調査、また内分泌攪乱物質、いわゆる環境ホルモンに関する調査などにおいて環境省と十分連携してまいったところでございます。
○河野国務大臣 政府といたしまして、九七年一月にナホトカ号油流出事故が起きました直後から、これはロンドンにございますが、国際油濁補償基金に対しまして、円滑かつ速やかな補償の実現を働きかけてまいりました。 こうした働きかけの結果、被害者からの請求額のうち、基金が最終的に応じることとなる額全体がいまだ未確定ではありますが、しかしながら、今までに確定した額のうち六〇%が既に暫定的に支払われております。
○玉沢国務大臣 ナホトカ号油流出事故の対策につきましては、水産庁から関係金融機関及び府県に対して、被害を受けた漁業者への生活資金、経営資金の円滑な融通及び既に貸し付けている資金の償還猶予等の貸し付け条件の緩和を図るよう要請を行ったところでありまして、これまで四十五億円の貸し付けが行われたとの報告を関係府県から受けております。
また、海洋汚染の防止につきましては、昨年発生したロシア船籍タンカー・ナホトカ号油流出事故等の大規模な油流出事故を踏まえて、このような事故に迅速に対応できるよう、さきの通常国会において海洋汚染及び海上災害の防止に関する法律の一部が改正されたところですが、今後とも流出油防除体制等の強化を図ってまいります。
海洋の汚染の防止につきましては、従前から、海洋汚染及び海上災害の防止に関する法律等により、油の排出等があった場合における防除等について必要な措置を講じてきているところでありますが、昨年島根県隠岐島沖で発生いたしましたナホトカ号油流出事故を初めとして、近年、我が国周辺海域において大規模な油流出事故が相次いで発生しており、これらを契機として、我が国の油防除体制の一層の充実強化を求める気運が高まっているところであります
その上で、阪神・淡路大震災、あるいは在ペルー日本大使公邸占拠事件、ナホトカ号油流出事故等、災害、事故、事件、こうした突発事態に対 する危機管理の強化というものにつきましては、それぞれ個別の違いはありますけれども、要約していくならば、そうした突発事態に、どうやれば行政の総合力が早期に発揮できるかということにかかってきたかと思います。
委員会におきましては、海上災害防止センターの機能強化、ナホトカ号油流出事故を教訓とした対応策、東京湾の海上交通の安全対策、排出油防除計画の改善状況等について質疑が行われましたが、その詳細は会議録によって御承知願います。 質疑を終了し、採決の結果、本法律案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
海洋の汚染の防止につきましては、従前から海洋汚染及び海上災害の防止に関する法律等により油の排出等があった場合における防除等について必要な措置を講じてきているところでありますが、昨年、島根県隠岐島沖で発生いたしましたナホトカ号油流出事故を初めとして、近年、我が国周辺海域において大規模な油流出事故が相次いで発生しており、これらを契機として我が国の油防除体制の一層の充実強化を求める機運が高まっているところであります
取り締まりを実施するとともに油防除体制の整備に努めているところでありますが、昨年、日本海で発生したロシア船籍タンカー・ナホトカ号油流出事故、東京湾で発生したパナマ船籍ダイヤモンドグレース号油流出事故といった大規模な油流出事故への対応状況を教訓として、運輸省関係部局と一体となって油防除体制の一層の強化を図るための総合的な施策を推進しているところであります。
○坂場説明員 ナホトカ号油流出事故につきましては、その重大性にかんがみまして、関係省庁で構成されますプロジェクトチームが設置されておりまして、現在、関係機関における即応態勢の充実強化であるとか、迅速かつ総合的な油防除体制の充実強化などの課題につきまして、鋭意検討が進められているところでございます。
また、この調査に際しましては、いろいろ幅の広い分野の専門家で構成されますところの、ナホトカ号油流出事故環境影響評価総合検討会という検討会を設置いたしまして、この御意見等々も参考にしながら調査を行ってきているところでございます。 三月までに行いました環境調査につきまして、現在、委員御指摘のとおり、取りまとめ中の段階のものもございます。
ナホトカ号の油流出事故に伴いまして、環境庁におきましては、事故発生直後に行いました現地調査を初めといたしまして、これまでに重油の成分の分析、それから水質、大気の汚染状況、魚介類中の重油成分の含有状況、それから海域、海浜生物及びウミドリ等への被害状況等について、これは幅広い分野の専門家で構成されておりますナホトカ号油流出事故環境影響評価総合検討会という検討会の意見等を参考にしながら、環境調査を進めてきております
環境庁といたしましては、今回のナホトカ号油流出事故の災害対策に伴う各種行為につきましては、この非常災害のために必要な応急措置に関する条項を適用いたしまして弾力的に対応するよう、事故の初期の段階から関係府県に指示をしてきたところでございます。
○笹木委員 例えば、科学技術振興調整費により実施している課題のいろんな項目を見ますと、原油汚染海浜の光・生物化学的浄化技術に関する共同研究、これは通商産業省が担当省庁になっていますけれども、それとナホトカ号油流出事故による環境影響に関する緊急研究、こういうようなものが挙げられています。 具体的には科技庁としてはどのようにかかわっておられるのか、お答えいただきたいと思います。
環境庁が被害状況把握のため職員を派遣されましたのが一月八日から九日でございましたし、庁内にナホトカ号油流出事故対策庁内連絡会議を設置いたしましたのが十三日になっております。環境庁も政府の一員でございますけれども、今回の事故に対する対応のおくれは明らかだと思います。今後の教訓としなければならないというふうに思うのですけれども、大臣、いかがでございましょうか、お答えをいただきとうございます。
石井国務大臣 委員の御指摘なさいましたナホトカ号の重油流出事故につきましては、各省庁挙げて取り組んでおりますし、また、内閣におきましても関係閣僚会議の中で取り組んでいるわけでございますが、十分な危機管理体制がなかったという点とか、あるいは日本海の荒れた海での特殊事情とかさまざまな原因がありますけれども、私ども環境庁といたしましては、最近になりまして、さまざまな調査を行っている中で、専門家によりますナホトカ号油流出事故環境影響評価総合検討委員会
そして、これは段階的にまた継続的に行わなければなりませんので、そのような準備を進めているところでございますが、ちょうど今月の七日に、ナホトカ号油流出事故環境影響評価総合検討委員会というものをつくりました。